みんなのパワハラ事例

パワハラ事例を紹介

「もういい!」「言う事が聞けないなら帰れ!」と罵声を浴びせられました

今、思い出しても腹の立つ屈辱的な事件でした。

その頃、私は契約社員として、某企業の総務課に籍を置く身でした。

勤続10年、総務課ではかなり古株で、年齢も支店長、次席課長代理に次ぐ年配者でした。

事件はその次席課長代理との間で起こったのです。

 ある寒い冬の日、営業の為に総務課も交代で外へ行くことになりました。

その日、外営業へ行くことが決まっていた正社員の女性は、当日風邪だと言う理由で欠勤していました。

前日まで元気だった人が突然の当欠です。

理由は明らかです。過去にも何度も同じことを繰り返し、社内でも有名な要領の良い人です。

外営業に行きたくないが為の当日欠務です。

次席課長代理は自分が行きたくないものだから(社員が欠務の時は次席課長代理が代行と決まっていました)

私に白羽の矢が向かって来たのです。

「○○さん、行ってくれないか?」と。こうなるだろうなと思っていた私も、「風邪気味で行けません」と。

(これは事実、彼女が外営業に行くと決まっていた為、風邪を押して出勤していたのです。)

次席課長代理は、いきなり「もういい!」「言う事が聞けないなら帰れ!」と有りえない罵声を発して、出て行きました。

私も契約社員ではあるけれども、勤め始めたばかりの初心な小娘ではありません。

日頃から横暴な次席課長代理の言うがままでは今後、更に横暴になること間違いありません。

上の者には媚び諂い、下の者には横柄、これでは社員に慕われるはずありません。

懲らしめのつもりで、私は言われるがままに「有給休暇」の処理をして退社しました。

有給休暇取得事由の欄にはもちろん「上司の暴言によるもの」と書くことを忘れませんでした。

さぁ、それからが大変です。

勤続10年ともなれば、私の名を知らぬ人はいません。

何故、朝居た人が急に居なくなったのか、不在だった総務課長も知ることとなり、組合にも情報が行き、

次席課長代理は支店長の問責を受ける事態に至ったのです。

日頃から態度の悪かった次席課長代理ですから、支店長もここぞとばかり、彼の役職を利用した、立場の低い契約社員への

言動に、「反省しなさい」となったものです。

私も他部署を合わせれば勤続15年です。多少立場を利用した感もありますが、もっともっと立場の弱いアルバイトやパート社員の人たちにも

横柄な次席課長代理の態度を改めさせる良い機会になればと思って敢えてしたことです。

堪忍袋の尾が切れた、身分の低い社員のささやかな抵抗です。

その後、次席課長代理は支店長によって左遷され、左遷先でも問題を起こし、異動先の支店長に依って降格されたという事です。

いつまでも懲りない彼はどうしようもない上司だったという烙印をおされる事となったのです。

上司としての資質を兼ね備えていない社員の悲しい末路です。仕方ありませんね。